ヤマドリの群れ

8月2日、金剛山テラ谷を早朝登っていた時のことです。何やらヤマドリのような鳴き声、それも複数の鳴き声が何処からか聞こえてきたのです。
最近ヤマドリを見かけなくなったというのがバードウオッチャーの定説でした。
周りを見回し、上を見上げた時、ミズキの大木の葉の茂みの中に生き物らしい黒い影が複数匹。一瞬猿かと思いました。猿は金剛山にいない筈???。
すると彼らは上からミズキの枝を食いちぎっては落としてくる。枝から枝へ素早い動き。
そしてククク、、、ホホホ、、、という一群の合言葉らしい賑やかな掛け合い。
よくよく見るとヤマドリの集団でした。もう興奮しました。ぶら下げていたデジカメで間近に引き寄せて場所を変えては10数枚撮りました。下でうろうろしている人間がいるのにお構いなしに騒がしい朝食を摂っているのです。
30分ぐらい写真を撮ったり見とれていると、顔見知りのグループが登ってきて、何を見ているんだというので、状況説明をして、今度は集団で見物です。
それに気付いたか満腹したのか、まず一羽が我々の目の前を横切って急斜面の下草の中へ、続いて2羽、3羽、4羽、5羽、6羽と飛び込み、ゆっくりと斜面を歩いて登って消えていきました。美しく見事な尾羽をもつ雄鳥とそして雌鳥、それにことし生まれた子どももいました。
どういう関係なんだろうと分かりもしないのに的外れの推理でしばらくヤマドリ談義です。見物人は私以外すべて始めて見る野鳥なので、雉だろうとか、逃げ出した孔雀だろうとか、頼りない証人たちですが、バードウオッチャーさんたちに目撃情報の正否を後押ししてくれるでしょう。
帰宅後、さっそく2、3の鳥専門屋さんに連絡を入れたら皆びっくりしていましたよ。証拠の写真、画質は良くありませんが鳥屋さんを出し抜いてごめんなさいです。(ますたにさちこ)


ヤマドリ1   ヤマドリ2   ヤマドリ3   ヤマドリ4


金剛山の自然へ